繰り上げ返済の秘密事情!

繰り上げ返済には種類がある

住宅ローンの繰り上げ返済には、「期間短縮型」と「返済額軽減型」の2種類があります。
繰り上げ返済というと、一般的には「期間短縮型」が利用されています。「期間短縮型」は、毎月の返済額は変わらずに残りの期間が短くなるタイプで、利息を効果的にカットできます。ただし、繰り上げ返済の金額が少ないと期間が短縮されない場合があるので注意が必要です。
返済額の総額を効率よく減らしたい人やローンを早く完済したい人におすすめの方法です。
一方、「返済額軽減型」は、返済期間は変わらずに、毎月の返済額が軽減されるタイプです。毎月の返済額が負担に感じている人や収入が減ることが予想される人、子供の教育費などで大きな出費が予想される人などに向いている方法です。

繰り上げ返済の落とし穴とは?

「期間短縮型」は、利息が軽減され返済期間が短縮されることからメリットが大きいものですが、繰り上げ返済をするために生活が厳しくなってしまっては急な出費にも対応できなくなる恐れがあります。繰り上げ返済は、あくまでも「余剰資金」で行うものです。また、返済期間が短縮されると、利息が下がった時の借り換えに影響する場合があります。借り換えは住宅ローンの残っている返済期間までとなるので、その時点で収入が減っていると借り換えが難しくなることも考えられます。
「返済額軽減型」では、毎月の負担が軽減されるため、その分を余剰資金として蓄えることができ、繰り上げ返済にまわすことも可能です。実は、この方法でも「期間短縮型」と、利息の軽減に大きな差はありません。
そのため、それぞれの生活スタイルに合わせ預貯金とのバランスを考えながら、繰り上げ返済をしていくことが大切です。